1933年にリンカーン・カースティンがジョージ・バランシンを招いてアメリカン・バレエ学校と呼ばれる学校を設立したのがバレエ団の始まりです。当初、バランシンが素晴らしいバレエ団を作るにはバレエダンサーの育成から始めるべきという主張だったので、この形から始まったそうです。オペラハウスとの契約解除や何度かの解散の後、1948年にニューヨーク・シティ・センターと契約し現在のニューヨークシティバレエ団の形になりました。創立以来バレエ団を率いているバランシンの功績もあり、膨大な数のコンテンポラリーのレパートリーを有しています。ほとんどの団員は、傘下のSchool of American Balletより採用されています。
ニューヨークの冬の風物詩ともなっているバランシンのくるみ割り人形は、華やかで夢の世界に連れて行ってくれるバレエ。一度は現地で観たいものです。