・パ(pas:仏)
フランス語で「動き」の意。バレエでは、ステップや踊りを指します。
・パッセ(passe:仏)
フランス語で「通過する」の意。例えば、5番から足首を通って、膝まで引き上げ、その脚を後ろに入れて5番に戻るという一連の「動き」を指します。パッセと混同しがちなのが「ルティレ」で、こちらは動きではなく、アンディオールして膝につま先をつける「形」を指します。
・パ・ドゥ・シャ(pas de chat:仏)
フランス語で「猫のステップ」の意。猫のように軽やかなジャンプであることから名付けられたようです。5番プリエから踏み切って、後ろの脚を折り曲げ、追いかけるようにもう一方の脚を折り曲げてジャンプし、また5番プリエに降ります。
・パ・ドゥ・ドゥ(Pas de deux:仏)
フランス語で「二人の踊り」の意。ほとんどの演目に登場し、見せ場のデュエットとして踊られます。主役の二人がグラン・パ・ドゥ・ドゥを踊ります。
・パ・ドゥ・シュヴァル(pas de cheval:仏)
フランス語で「馬のステップ」の意。ドン・キホーテ第3幕のキトリのヴァリエーションで使われているのが有名なこのステップ、馬が軽くギャロップしているような軽快な動きです。ポワントに立ち、デヴェロッぺを通りながら、片脚のつま先でポンポンと床を叩き、もう一方の脚はポワントでドゥミプリエです。
・パ・ドゥ・ブーレ(pas de bourree:仏)
移動のためのパです。一度だけ使い、片脚ずつ交互に出して進み4番に降りてピルエットにつなげるという使い方や、パ・ドゥ・ブーレで長く移動するという使い方があります。
・バレエ・シューズ
レッスンでは最初からトウ・シューズを履くことはほとんどなく、基本はバレエ・シューズです。
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