世界で最も有名なバレエ団の一つイギリス王立ロイヤルバレエ団ですが、元々は1931年に私立カンパニーとして創設されたヴィック・ウェルズ・バレエが始まり。その後、サドラーズ・ウェルズ・バレエ団に発展し、1946年に戦争で閉鎖されていたロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの傘下に入ることでサドラーズ・ウェルズ・シアター・バレエ団となりました。さらに、1956年、マーガレット王女を名誉総裁とする王立バレエ団に指定され、現在の形であるロイヤル・バレエ団となりました。ロイヤル・バレエ団と姉妹バレエ団のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の附属校である、ロイヤル・バレエ・スクールも伝統を脈々と受け継いだトップバレエスクールです。
海外から成熟したダンサーを招くことも厭わないため、様々な国籍のダンサーが所属していることでも有名です。日本からは、熊川哲也、吉田都などトップダンサーが生まれ、現在の日本のバレエシーンを牽引している人材の誕生地とも言えますね。現在でもプリンシパルとして高田茜、平野亮一が活躍していて、数年に一度来日公演も行っています。